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『介護レク広場』を運営するBCC株式会社が監修する、下肢の運動を目的としたタップダンスやボールを使ったレクリエーションプログラムを提供いたします。レクリエーションを『楽しむ』ことが、運動意欲の向上につながり、自然とご利用者の運動習慣につながることをサポートいたします。
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AYUMI EYEは、業種・業界を問わず、
これまで多くの企業・公共機関
(特殊法人や行政、学校等)に導入いただきました。
ここでは、お客様の声の一部をご紹介します。
2025/10/21
その歩行、数値で見えていますか?体力測定でわかる機能訓練の成果と課題
目次
デイサービスなどで行う体力測定のなかでも歩行能力評価は重要な項目になるため、効果的な方法で実施する必要があります。
そこで今回、こちらの記事では、体力測定でわかる機能訓練の成果と課題について詳しくご説明します。
現在デイサービスに勤務されている方を始め、その利用者やご家族の方も、こちらの記事を引用に歩行能力向上を目指しましょう。
目次
デイサービスの体力測定の目的
始めに、デイサービスで行う体力測定の目的をご説明します。
デイサービスでの体力測定を行う目的は、利用者の身体状況の結果を客観的に把握することです。
その結果をもとに、個々に合わせたリハビリプログラムや運動内容を計画・提供していきます。
そして、利用者へ効果的なプログラムの提供を行うことで、自身が体の変化を実感してリハビリへの意欲を高めます。
また、体力測定の結果と認知機能トレーニングを組み合わせることで認知症の進行予防やADL評価にも効果的です。
(引用;【デイサービス】体力測定のポイント)
(引用;高齢者の体力測定)
体力測定で機能訓練の成果を示す歩行能力評価
体力測定のなかでも歩行能力の評価は、自立した歩行を続けるためにさまざまな方法があります。
主な歩行能力評価としては、10m障害物歩行や6分間歩行、5m歩行などがあります。
10m障害物歩行とは、10mの間に2m間隔で置かれている障害物をまたいで、スタートからゴールまでの歩く時間を測定する方法です。
6分間歩行は、6分間普段歩く速さで歩きながら移動した距離を測定します。
5m歩行テストとは、5mのスタート地点と終点にテープを貼ります。
スタート地点のテープを超えてから、終点のテープを超えるまでの歩いた速さを2回測定。そのうち良い方を記録します。
なお、これらのテストに共通するのは時間や距離を測定して客観データとして残せることです。
この客観データをもとに、どのように解釈して対策を講じるかが重要なポイントになります。
ただ、歩行の数値化は時間や距離だけでは測れないことがあります。
そのため、精度が高い数値化の客観データを残すことが、機能訓練の成果を出す鍵になるでしょう。
(引用;【デイサービス】体力測定のポイント)
(引用;高齢者の体力測定)
体力測定でわかる機能訓練の課題
次に、体力測定における機能訓練の課題について見ていきましょう。
主な課題としては、下記のようなことが挙げられます。
・プログラムの質不足
・専門知識を持つ人材不足
・目標設定が不徹底
それぞれの課題を詳しくご説明します。
プログラムの質不足
デイサービスの体力測定プログラムの課題として、質の不足があります。
体力測定プログラムの質が不足する主な要因としては、測定の目的の不明確さです。
測定の目的の不明確さとは、なんとなく体力測定をしている場合や、個々の利用者の体力レベルやニーズに合わない体力測定をしている場合です。
このような体力測定を行うことで、測定結果を個別プログラムの作成や見直しに反映できないため、フィードバックがうまくできなくなるのです。
その結果、体力低下の予防や身体機能の維持向上といった目的が果たせなくなります。
(引用;5-2 主題 デイサービス機能訓練の見える化 副題 2 年間における機能訓練と体力測定 …)
専門知識を持つ人材不足
デイサービスなど介護業界の人手不足は問題点の一つです。これは、専門知識を持つスタッフも同じ傾向にあります。
専門的な知識を持つスタッフが確保できなくなると、体力測定による効果的な機能訓練プログラムを策定することができなくなるのです。
また、急な退職や休職が発生することもあります。そうなると連携が取れなくなり、体力測定がうまく反映されなくなります。
(引用;デイサービスの加算算定や人手不足の課題を解決するには。ICT活用による現場業務の効率化がカギ)
目標設定が不徹底
デイサービスで行う体力測定では、個別の目標設定が不徹底な場合があります。
個別の目標設定が不徹底な場合とは、具体的な数値化でないことや、目標数値の根拠が見られないことなどが挙げられます。
このように目標設定が不徹底のままで行うと、体力測定をただやるだけのものになってしまうのです。
また、利用者の生活に直結した体力測定でなくなるため、機能訓練の精度を上げることができなくなります。
体力測定の成果を上げる歩行評価の具体的数値化
体力測定をリハビリ成果につなげるには、歩行評価のデータを具体的に数値化することが効果的です。
具体的な数値化とは歩行に必要なバランスやリズム、スピードをデータ化して分析することです。
そうすることで、機能訓練の内容や回数、身体機能の時間経過による変化を感じることができます。
また、結果内容を引用にすることで、利用者の自立支援にも貢献可能です。
さらに、利用者のご家族など外部の人もデータを共有することができるためケアプラン連携を容易にします。
なお、近年では機能訓練加算要件として科学的介護情報システム(LIFE)への対応が求められています。
(引用;デイサービスの加算算定や人手不足の課題を解決するには。ICT活用による現場業務の効率化がカギ)
まとめ
今回は「その歩行、数値で見えていますか?体力測定でわかる機能訓練の成果と課題」についてご説明しました。
デイサービスなどの体力測定をもとに行う歩行訓練の成果を上げるためには精密なデータの数値化は効果的です。
そのため、評価結果が詳しく分かるデータ化を活用しながら、体力測定と機能訓練の精度を上げていきましょう。
そこで最後に、現在でも多くのデイサービスや介護施設などの体力測定で活躍している「AYUMI EYE」をご紹介します。
AYUMI EYEは、正しい歩行に必要な「バランス」「リズム」「推進力」を正確に測定・評価することができるデバイスです。
簡単かつ正確に歩行状態が分析できるため、正しい歩行を通じて機能訓練での歩行能力向上に役立ちます。
ぜひ、体力測定と機能訓練の精度を上げられる歩行分析を活用しながら、歩行能力と生活機能向上を目指しましょう。
(参考文献)
(引用;【デイサービス】体力測定のポイント)
(引用;高齢者の体力測定)
(引用;5-2 主題 デイサービス機能訓練の見える化 副題 2 年間における機能訓練と体力測定 …)
(引用;デイサービスの加算算定や人手不足の課題を解決するには。ICT活用による現場業務の効率化がカギ)
歩行解析デバイスAYUMI EYEで歩行分析
AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。
バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。
測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。
簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。
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03-5447-5470 受付時間:平日 9:00~18:00
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