あなたの歩き方は何歳?「歩行年齢」を測定して若返る方法

歩き方には、実際に数値化で歩行年齢が分かる方法があります。それが、今回ご紹介する歩行年齢の測定です。

今回は、歩行年齢の測定に関わる若々しい歩き方の方法について詳しくご説明します。

 

ぜひ、こちらの記事を参考にしていただき、若々しい歩行を手に入れましょう。

歩行年齢の測定とは?

歩行年齢とは、歩行速度や歩幅、姿勢など歩行特性を数値化し、年齢と性別に応じた基準で点数で算出します。

歩行年齢を測定することで、歩行の改善点や強み、身体の変化などを把握することが可能です。

 

なお、一般的に歩行年齢を測定するには機械を使って測定することができます。

歩行年齢を左右する主な要因

 

歩行年齢は、総合的に歩行を評価して測定されますが、そのなかでもポイントとなるのが、次の3点です。

 

・推進力

・左右のブレ

・歩幅の広さ

 

それぞれ歩行年齢の測定を左右する内容を詳しく見ていきましょう。

推進力

歩行時の推進力とは歩いて前に進む力のことを示しており、歩行年齢の測定において重要な要素になります。

歩行の推進力を測る指標としては、歩行速度・歩幅・歩行率があり、歩行速度は歩幅と歩行率により増減します。すなわち、歩行速度を増加するためには歩幅が一定であれば、歩行率も増加しなければなりません。

 

また、歩行率が一定であれば歩幅を増加する必要があります。

 

(引用;歩行時の推進力低下の原因と予防方法を紹介!)

左右のブレ

歩行年齢で若々しい歩き方をするには、歩行時のブレをなくすことが大切です。しかし、歩行では横揺れの左右にブレを起こすことがあります。

このような横揺れ歩行は、トレンデレンブルグ徴候やデュシェンヌ跛行と呼ばれています。

 

これらの歩行は、前進しようとしてもブレーキがかかったり、歩くスピードが遅くなったりするのが特徴です。

なお、横揺れ歩行の原因として考えられるのが中臀筋の低下です。

 

中臀筋の低下により体の安定が取れないために、身体を横に揺らしてバランスをとってしまうのです。

 

このような歩き方は、歩くスピードが遅くなるだけでなく転倒も起こしやすいため、対策が必要です。

(引用;【動画あり】歩き方は大丈夫?横揺れの変な歩き方になっていませんか?中臀筋の筋力不足かも?)

歩幅の広さ

歩幅が広い歩き方は若々しく見えるのと同時に歩行年齢の測定にも影響します。今までの研究では、速く歩く人ほど認知症の発症リスクが低く、長生きするという報告があるほどです。

 

また、歩幅を大きくすることで、エネルギー効率の向上により持久力アップにもつながります。

 

なお、歩幅を広くして正しい歩行を続けるには、体の各部分が正しい位置にあり、無理なく支えられている状態が必要です。

 

(引用;正しい姿勢のメリットとは)

(引用;歩幅を意識して歩きましょう)

歩行年齢を若返る方法

次に、歩行年齢を若返らせる方法をご紹介します。

 

・歩くスピードを速める

・体幹の異常運動を修正する

・正しい歩行姿勢を作る

 

それぞれのポイントを見ていきましょう。

歩くスピードを速める

歩く速さは、人それぞれのペースがありますが、平均すると秒速0.8〜1.0mぐらいです。65歳以上の男女を最長21年間追跡した研究では、1.6メートル/秒で歩行する人の平均寿命は95歳以上になります。

 

また、イギリスで行われた約47万人の調査では、歩行速度が速いと自己申告した男性の推定寿命は85.2〜86.8歳、女性は86.7〜87.8歳でした。

 

一方、歩行速度が遅いと自己申告した男性の推定寿命は64.8歳、女性は72.4歳でした。

 

そのため、歩行速度と若々しい歩き方は、密接に関係しているのが分かります。

 

(引用;歩行速度と寿命)

体幹の異常運動を修正する

歩行を安定させて歩行年齢を若返らせるには、体のブレを起こす体幹の異常運動を確認して修正する必要があります。

 

体幹の異常運動とは、前傾、後傾、側屈、前方回旋、後方回旋の5つになります。

 

これらの異常運動の最も多い原因となるのが、下肢の可動域制限や筋力不足です。下肢の可動域制限や筋力不足によって、歩行に影響が出るのを防ぐため、代償運動として体幹の異常運動が起こるのです。

 

そのため、歩行訓練では、この悪循環をどう打破していくかを考えて計画する必要があります。

 

(引用;【歩行分析】体幹の異常運動5つ、原因と歩行のメカニズムに及ぼす影響)

正しい歩行姿勢を作る

若く見える歩行の特徴は正しい姿勢にあり、背筋が伸びて歩く姿は若々しく見えます。

 

また、背筋が伸びて腰が良く回転する事も若く見える要因になります。さらに、つま先が前を向く際に膝の向きの左右差を小さくすることも大切です。

 

その他、頭の前後や左右への揺れを小さくする動きも、若々しく見える正しい歩行の要素になります。

 

(引用;歩行姿勢に基づく見た目年齢評価式の開発)

まとめ

今回は「あなたの歩き方は何歳?「歩行年齢」を測定して若返る方法」についてご説明しました。歩行は一生大事なものになるため、歩行を改善して若々しい歩き方をすることは重要な要素です。

 

なお、この歩行年齢の測定では同時に、歩行能力を評価することが大切です。歩行能力を向上することで若々しい歩行が可能になるため、総合的に細かいデータを読み取る力が必要になります。

 

そこで最後に、あなたの歩行年齢を若返らせるために貢献する「AYUMI EYE」をご紹介します。AYUMI EYEは、正しい歩行に必要な「バランス」「リズム」「推進力」を正確に測定・評価することができるデバイスです。正確にデータで見える化して歩行状態がわかるため、正しい歩行改善とともに若々しい歩き方を手に入れることが可能です。

ぜひ、歩行能力向上と歩行年齢を若返らせるツールになる歩行分析を活用しながら、いつまでも健康的な歩行を続けていきましょう。


(引用;帳票解説方法の説明)

 

(参考資料)

(引用;歩行年齢を若返らせる健康ウォーキング講座)

(引用;歩行時の推進力低下の原因と予防方法を紹介!)

(引用;【動画あり】歩き方は大丈夫?横揺れの変な歩き方になっていませんか?中臀筋の筋力不足かも?)

(引用;正しい姿勢のメリットとは)

(引用;歩幅を意識して歩きましょう)

(引用;歩行速度と寿命)

(引用;【歩行分析】体幹の異常運動5つ、原因と歩行のメカニズムに及ぼす影響)

(引用;歩行姿勢に基づく見た目年齢評価式の開発)

(引用;帳票解説方法の説明)

 


歩行解析デバイスAYUMI EYEで歩行分析

AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。

バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。

測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。

簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。

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歩行推進力とその改善方法
AYUMI EYE PREMIUM COLUMN第2弾
歩行時のバランスの重要性と改善方法 著者:佐藤洋平(EHA監修)
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