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AYUMI EYEは、業種・業界を問わず、
これまで多くの企業・公共機関
(特殊法人や行政、学校等)に導入いただきました。
ここでは、お客様の声の一部をご紹介します。
2026/01/07
遊びの中に歩行支援を!発達に合わせた小児の歩行分析と対応法
目次
小児の歩行習得には、歩行分析を取り入れながら発達に合わせて行うことが効果的です。
また、小児の歩行練習を行う際には、遊びを取り入れた歩行支援がポイントになります。
そこで今回、こちらの記事では、小児の発達段階別で役立つ歩行分析と遊びを取り入れた歩行の対応方法についてご説明します。
ぜひ、こちらの記事を参考にしていただき、小児の歩行上達にお役立てください。
目次
小児の発達に合わせた歩行のポイント
始めに、小児の発達に合わせた歩行を行う際のポイントについてご説明します。
小児の保育支援として歩行習得を行う際は、ただ歩けるだけでなく、安定して効率的に歩けるようになることが大切です。
そのためには、歩行練習を続ける上で筋力トレーニングだけでなく、感覚統合面へのアプローチも必要になります。
そこで、感覚統合面へのアプローチを養うために有効になるのが遊びを取り入れた方法です。
家庭でのおもちゃを使った移動や布団の上での遊びなどを用いた方法により安定した歩行習得が可能になります。
小児の発達に合わせた歩行の目的
次に、小児の発達に合わせた歩行の目的についてご説明します。
・運動機能の向上
・姿勢改善
・脳の発達
それぞれの目的を詳しく見ていきましょう。
運動機能の向上
小児の歩行では、足腰の筋力や重心移動、バランス感覚などを養うことで運動機能の向上を目指します。
なお、運動機能の向上には、神経機能の発達につながる遊びを取り入れた歩行練習を行うことが良いでしょう。
幼児期は神経機能の発達が著しく、5歳頃までに大人の約8割程度まで発達すると言われているのが理由です。
運動機能が向上すると、転倒を防いで安定した歩行に必要な身体機能の獲得につながります。
(引用;幼児期における身体活動の課題と運動の意義)
姿勢改善
小児の歩行は、重力に対して体を垂直に保つ能力を高めながら、姿勢改善を促していきます。
歩行練習では、脳の働きである予測的姿勢制御を訓練していくことが重要です。
これは、歩き始めの際に無意識に体幹を固めてバランスを取るために必要な機能になるからです。
予測的姿勢制御ができることで体幹強化とスムーズな歩行の動きが可能になるため、姿勢改善が可能になります。
(引用;姿勢制御のメカニズムを知り効果的なリハビリを!バランス能力向上の具体策)
脳の発達
小児の発達段階における歩行練習では感覚統合を促進しながら脳と神経系の急速な発達を促していきます。
特に、小児リハビリにおける歩行と感覚統合には密接な関連性があるため、脳が全身の情報を適切に処理する感覚統合を促進することが重要です。
その際、遊びを取り入れた歩行練習などで感覚統合を促進して神経を刺激していくことが、運動能力や巧緻性の向上に役立ちます。
(引用;幼児期の”運動遊び”の経験が、未来へつづく元気な体を育む!)
小児の発達に合わせた歩行分析の活用
小児の歩行は、成人様歩行への移行に正しい状態で導くことが必要になるため、段階的に正確な歩行評価が重要になります。
そこで、小児の発達段階における歩行支援に活用できるのが歩行分析です。
歩行分析は、デバイスを使って小児歩行の重心のかかり方やバランス、リズムなどを正確に評価します。
そのため、歩行に異常があってもすぐに発見できるため、子どもの成長促進に貢献することができるのです。
また現在では、肢体不自由児など小児の歩行支援における教育現場連携は、必要不可欠な枠組みになりつつあります。
そこで、歩行分析を活用することで、専門家の医学的知見に基づいた安全な歩行方法や、適切な姿勢保持などの指導につなげることができます。
(引用;子どもの歩行発達と歩行解析)
『小児の発達段階別』歩行分析の対応法
次に、小児の発達段階別、歩行分析の対応法をご説明します。
・伝い歩き期(生後8〜10ヶ月頃)
・初期独立歩行期(生後12〜18ヶ月頃)
・成熟歩行期(3歳頃〜)
小児は個人差が大きくなるため、歩行バランスやリズムを段階的に観察することが重要です。
そのため、それぞれの発達時期別に合わせた歩行分析の対応法を確認しながら、正しい歩行習得を目指しましょう。
伝い歩き期(生後8〜10ヶ月頃)
伝い歩き期は、歩行分析を使うことで安全かつ適切なサポートを提供し、次の独立歩行への準備を促していきます。
なお、この時期の歩行分析では重心を高く保つことや、体重支持と移動を協調させる能力の発達を評価することがポイントです。
例えば、テーブルや壁の高さなどを変えながら、どのような環境で伝い歩きができているかを歩行評価していきましょう。
(引用;【小児科医監修】赤ちゃんが歩くのはいつから?成長の目安と見守り方)
初期独立歩行期(生後12〜18ヶ月頃)
初期独立歩行期は、歩行分析を使うことで歩行の安定性を高める評価をしていきます。
例えば、布団の上で歩く練習や手押し車などで遊びを取り入れながら、バランス能力の向上を促します。
なお、この時期は不安定かつ支持基底面が広く腕を広げた姿勢が特徴です。
そのため、転倒せずに歩けるかどうかや歩行速度やリズムはどうかなのかを細かく歩行評価していくことがポイントです。
(引用;令和6年度子ども・子育て支援調査研究事業 保育の質や保育所等の職員配置に係る指標の在り方に関する調査研究)
成熟歩行期(3歳頃〜)
成熟歩行時期は、片足立ちや平均台渡りなど、複雑な動きを取り入れて歩行分析で評価していきます。
例えば、大人に近いパターンである踵からの接地や腕の振りなどが近づいているかなどを評価します。
評価方法は、バランス感覚を養える運動遊びや多様な環境である公園の遊歩道などを使うと良いでしょう。
このような歩行経験を歩行分析で細かく精査していくことで、高度な運動機能の獲得が期待できます。
(参考;幼児への運動指導が身体能力の
発達に与える影響 -幼稚園・保育園における3 年間のアクション・リサーチ-)
まとめ
今回は「遊びの中に歩行支援を!発達に合わせた小児の歩行分析と対応法」についてご説明しました。
小児の発達に合わせた歩行分析を使った歩行練習は、大人への正しい歩行獲得に導く大切なツールになります。
そこで、最後に小児の発達に合わせた歩行状態を細かく精査して分析できる「AYUMI EYE」をご紹介します。
AYUMI EYEは、正しい歩行に必要な「バランス」「リズム」「推進力」を正確に測定・評価することができるデバイスです。
小児の現在の歩行状態が簡単かつ正確に分析できるため、段階的に大人へ向けた正しい歩行が身につきます。
ぜひ、歩行分析を活用しながら、小児の発達段階に合わせた歩行練習や歩行リハビリにお役立てください。
(参考資料)
(引用;幼児期における身体活動の課題と運動の意義)
(引用;姿勢制御のメカニズムを知り効果的なリハビリを!バランス能力向上の具体策)
(引用;幼児期の”運動遊び”の経験が、未来へつづく元気な体を育む!)
(引用;子どもの歩行発達と歩行解析)
(引用;【小児科医監修】赤ちゃんが歩くのはいつから?成長の目安と見守り方)
(引用;令和6年度子ども・子育て支援調査研究事業 保育の質や保育所等の職員配置に係る指標の在り方に関する調査研究)