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ここでは、お客様の声の一部をご紹介します。
2026/01/28
神経難病における歩行分析の可能性 ― ALS・MS・パーキンソン病の歩行支援
目次
近年、神経系疾患に対するリハビリテーションの分野では、歩行分析を用いた客観的な評価と歩行支援の重要性が高まっています。
そこで、今回こちらの記事では、歩行分析によるALS・MS・パーキンソン病の歩行障害と歩行支援について詳しくご説明します。
ぜひ、こちらの記事を参考にしていただき、歩行リハビリ評価の向上にお役立てください。
目次
神経難病の歩行障害の特徴
始めに、神経難病の歩行障害の特徴について確認していきましょう。
神経難病では、中枢および末梢神経の障害が起こることで、筋力低下や協調運動障害、姿勢制御の低下が生じやすくなります。
すると、歩行時のふらつきやすり足、歩行速度の低下といった問題が起こることで、転倒リスクを高めることになるのです。
また、転倒リスクが高まると外出や社会参加の制限にもつながり、生活の質に大きな影響を与えてしまいます。
そのため、神経難病の患者への歩行支援を適切に行うことは、歩行能力の維持・向上を図るとともに生きる力を養う上で重要な要素になります。
(引用;神経難病について)
神経難病の疾患ごとの歩行障害と歩行支援
神経難病は疾患ごとに歩行障害の違いがあるため、歩行支援の方法も異なります。
そこで、次に神経難病疾患の歩行障害の特徴と歩行支援についてご説明します。
・筋萎縮性側索硬化症 (ALS)
・多発性硬化症 (MS)
・パーキンソン病 (PD)
それぞれの歩行障害の特徴と歩行支援を確認していきましょう。
筋萎縮性側索硬化症 (ALS)
筋萎縮性側索硬化症 (ALS)は、進行性の筋力低下により、下肢支持性の低下が顕著になるのが特徴です。
歩行リハビリでは転倒予防を最優先にしながら、低負荷で疲労を残さない程度に行うことが重要です。
また、ALSの歩行支援では一般的に筋力アップではなく、体の機能と安全の維持を目指します。
(引用;筋萎縮性側索硬化症(ALS)とその他の運動ニューロン疾患(MND))
多発性硬化症 (MS)
多発性硬化症(MS)は、感覚障害や痙縮が歩行に影響し、日によって歩行能力が変動しやすいのが特徴です。
歩行リハビリでは、疲労や体温などバイタルチェックを徹底しながら、動作の質を重視した歩行支援を行います。
また、歩行の安定性や疲労による歩容の変化を評価しながら、リハビリ効果を上げていきます。
(引用;多発性硬化症(MS)の 原因と症状)
パーキンソン病 (PD)
パーキンソン病 (PD)は、小刻み歩行やすくみ足、方向転換時の不安定性が現れるのが特徴です。
歩行リハビリでは、直線歩行だけでなく、実際の生活で転倒しやすい場面を想定した練習を段階的に行います。
また、歩行リズムや歩幅の大きさ、足を出す歩き方のタイミングを評価していくことも大切です。
(引用;パーキンソン病の歩行障害の種類と運動療法アプローチ)
神経難病における歩行分析の可能性
次に、神経難病における歩行分析の可能性についてご説明します。
歩行分析を活用することで、下記のような効果的な評価ができます。
・歩行速度を中心とした定量評価
・客観的評価
それぞれの評価内容を確認していきましょう。
歩行速度を中心とした定量評価
歩行分析では、全身機能を反映しやすい歩行速度を中心とした定量評価ができます。
歩行速度は、神経系疾患において病状変化やリハビリ効果を把握する上で重要な項目になります。
歩行速度を歩行分析で定量評価することで、患者自身も変化が実感しやすくモチベーション向上やリハビリ効果につながるのです。
なお、近年では歩行分析のなかには、圧力センサーや加速度センサーを用いて容易に歩行速度が取得できるようになりました。
そのため、歴の浅いリハビリスタッフでも簡単かつ正確に歩行分析の定量評価が可能です。
(引用;臨床でよく活用される歩行関連の評価手法ベスト3+)
客観的評価
歩行分析は、従来の観察評価に加えて視診だけでない、高精度な分析による客観的評価が可能です。
歩行分析のなかには、センサーやAIカメラなどのテクノロジーを用いて、関節角度や歩行速度を精密に評価することができます。
この評価結果を参考にすることで、感覚的な判断だけではなく、再現性の高い客観的評価を実現しているのです。
また、従来の主観と客観的評価によるデータを併用することで、より適切な治療プログラム作成の可能性も広がります。
(引用;新人や実習生でも客観的な歩行分析を行うことが可能になります。)
ALS、MS、PDの疾患別にみる歩行分析による歩行支援
次に、ALS、MS、PDの疾患別の歩行支援について整理しましょう。
ALSやMSは、残存機能を最大限に活かすために、歩行分析では負担の大きい局面を評価していくことが大切です。
歩行分析でのリハビリ評価を参考にしながら、装具や杖の導入時期などを適切に判断して安全な歩行の継続を目指します。
また、PDでは、リズム刺激や視覚的目標を活用した歩行支援が求められます。
そのため、歩行分析によってすくみ足が生じやすい場面を特定することで、より実践的なリハビリ介入へとつなげていきます。
まとめ
今回は「神経難病における歩行分析の可能性 ― ALS・MS・パーキンソン病の歩行支援」についてご説明しました。
ALS・MS・PDといった神経系疾患は、歩行分析による客観的指標を活用することで、安全で効果的な歩行をサポートすることが可能です。
そこで最後に、神経難病の疾患別に応じた効果的な歩行支援ができる「AYUMI EYE」をご紹介します。
AYUMI EYEは、正しい歩行に必要な「バランス」「リズム」「推進力」を正確に測定・評価することができるデバイスです。
簡単かつ正確に歩行状態が分析できるため、神経系疾患の歩行リハビリの定量評価や客観的評価に活用できます。
ぜひ、歩行分析を臨床に積極的に取り入れながら、リハビリ評価のパフォーマンス向上に役立てましょう。
(参考資料)
(引用;神経難病について)
(引用;筋萎縮性側索硬化症(ALS)とその他の運動ニューロン疾患(MND))
(引用;多発性硬化症(MS)の 原因と症状)
(引用;パーキンソン病の歩行障害の種類と運動療法アプローチ)
(引用;臨床でよく活用される歩行関連の評価手法ベスト3+)
(引用;新人や実習生でも客観的な歩行分析を行うことが可能になります。)