PREMIUM COLUMN
2024/09/20
目次
現代人は歩行の機会が少なくなっており、特にデスクワークやパソコン作業が多いオフィス従業員の歩行不足は顕著です。
また、歩行不足が良くないと分かっていてもなかなか実践できない方や、歩行をしていても疲れると感じる方は少なくありません。
そのため、健康的な生活を送るためにも歩行の重要性と正しい歩行を覚えていく必要があります。
そこで、今回こちらの記事では快適なオフィスライフにつながる歩行について、歩行分析の活用とともに詳しくご説明します。
ぜひ、この記事を参考にしていただき、歩行分析で正しい歩行を身につけながら、快適なオフィスライフを目指していきましょう。
厚生労働省は日本人に必要な運動量として、今よりもプラス1,000歩のウォーキングを推奨しています。
その背景には、日本人の平日の運動量の低さがあるようです。
オーストラリアの研究機関の調査では、日本人の成人が平日に座っている時間についてデータを発表しています。
その発表では、日本人の成人は世界20カ国のなかで、最も長い時間座り姿勢で過ごしていることがわかりました。
また、座っている時間が長いことは単なる運動量の低下だけではなく、健康リスクへの深刻な問題も表しています。
長時間座り続けることで血流や筋肉の代謝が低下し、心筋梗塞や脳血管疾患、ガンなどの病気につながることが考えられるからです。
そのため、日本人のオフィスライフにおいて歩行数を上げることは、病気予防のためにも誰もが気軽に取り入れやすい運動対策の一つと言えるでしょう。
引用:日本人の座位時間は世界最長「7」時間!座りすぎが健康リスクを高める あなたは大丈夫?その対策とは・・・
オフィスライフで歩行を取り入れることは、次のような健康効果が期待できます。
・姿勢改善
・腰痛・肩こり予防
・メンタルケア
それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。
特にデスクワークやパソコン作業が多い方は長時間座り続けていることで、猫背など不良姿勢を起こしやすくなります。
また、同様に立ち仕事が多い方も長時間続くことで、真っ直ぐな姿勢が保てなくなり、片側の足に比重をかけることもあるでしょう。
このように長時間の同じ姿勢は、血行不良や筋肉の緊張を引き起こしてしまうことになり、正しい姿勢を保つことが難しくなるのです。
そこで、歩行を取り入れることで全体的に固まっている筋肉を使うことができるため、姿勢改善につながります。
オフィスライフで座っている時間が多くなると、椎間板への負担が増えるため、腰痛が起こりやすくなります。
また、長時間の座位姿勢は肩にも力が入りやすくなるため、肩甲骨周りの筋肉も緊張状態が続いてしまいます。
さらに、腰痛や肩こりが癖になると姿勢の悪化はもちろん、仕事の集中力低下にもつながるため対策が必要です。
そこで、全身の体を動かすことができる歩行を取り入れることは、肩や首のこりや痛みを慢性化させない対策として効果的な運動になります。
オフィスライフでの歩行不足はメンタル面にも悪影響を与えるおそれがあります。
なお、メンタル面の影響については明治安田厚生事業団体力医学研究所の調査が参考になります。
その調査では、1日12時間以上座っている人は6時間未満の人と比べて、メンタルヘルスの不調を訴える割合が約3倍多いことがわかっているのです。
そのため、1日10分からでも歩行を始めていきながら、疲労感やストレスを和らげる働きであるセロトニンの分泌を促すことが良いでしょう。
オフィスライフで健康促進に効果的な歩行ですが、注意しておくべき点があります。
その注意点とは、オフィスライフでデスクワークやパソコン作業で1日の大半を過ごす方の多くは姿勢の悪さを実感していることです。
姿勢が悪いと言うことは、すでに歩行バランスが崩れている可能性が高いことも考えられます。
歩行バランスが崩れている状態で歩行を続けてしまうと、余分なエネルギーがかかってしまいます。
また、歩行での軸足のかけ方も偏りがでるため、さらなる姿勢の悪さを助長することにもなるため注意が必要です。
そこで、快適なオフィスライフにつながる正しい歩行を実現するために役立つのが歩行分析の活用です。
歩行分析は、歩行バランスやリズムなど正しい歩行を確認しながら修正することができます。
そのため、エネルギーの効率良く歩行を続けられるため、歩行をすればするほど体の機能改善につながり、姿勢改善や腰痛予防が期待できます。
今回は「姿勢改善・腰痛予防!歩行分析で快適なオフィスライフを」についてご説明しました。
オフィスライフにおける姿勢改善や腰痛予防、運動不足解消につなげるためにも歩行分析を用いて正しい歩行を身につけましょう。
最後に、現在の歩行を簡単に分析して改善が目指せるデバイスである「AYUMI EYE」をご紹介します。
AYUMI EYEは、正しい歩行に必要な「バランス」「リズム」「推進力」を正確に測定・評価することが可能です。
誰もが正確に歩行状態が分析できるため、正しい歩行を通じて従業員の健康管理に大変役立ちます。
ぜひ、歩行能力向上と健康促進に役立つ歩行分析を活用しながら、健康的な体作りを目指していきましょう。
(参考資料)
AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。
バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。
測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。
簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。
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03-5447-5470 受付時間:平日 9:00~18:00
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2024/09/20
姿勢改善・腰痛予防!歩行分析で快適なオフィスライフを
目次
現代人は歩行の機会が少なくなっており、特にデスクワークやパソコン作業が多いオフィス従業員の歩行不足は顕著です。
また、歩行不足が良くないと分かっていてもなかなか実践できない方や、歩行をしていても疲れると感じる方は少なくありません。
そのため、健康的な生活を送るためにも歩行の重要性と正しい歩行を覚えていく必要があります。
そこで、今回こちらの記事では快適なオフィスライフにつながる歩行について、歩行分析の活用とともに詳しくご説明します。
ぜひ、この記事を参考にしていただき、歩行分析で正しい歩行を身につけながら、快適なオフィスライフを目指していきましょう。
目次
日本人のオフィスライフは歩行数が少ない!
厚生労働省は日本人に必要な運動量として、今よりもプラス1,000歩のウォーキングを推奨しています。
その背景には、日本人の平日の運動量の低さがあるようです。
オーストラリアの研究機関の調査では、日本人の成人が平日に座っている時間についてデータを発表しています。
その発表では、日本人の成人は世界20カ国のなかで、最も長い時間座り姿勢で過ごしていることがわかりました。
また、座っている時間が長いことは単なる運動量の低下だけではなく、健康リスクへの深刻な問題も表しています。
長時間座り続けることで血流や筋肉の代謝が低下し、心筋梗塞や脳血管疾患、ガンなどの病気につながることが考えられるからです。
そのため、日本人のオフィスライフにおいて歩行数を上げることは、病気予防のためにも誰もが気軽に取り入れやすい運動対策の一つと言えるでしょう。
引用:日本人の座位時間は世界最長「7」時間!座りすぎが健康リスクを高める あなたは大丈夫?その対策とは・・・
オフィスライフで歩行を取り入れる健康のメリット
オフィスライフで歩行を取り入れることは、次のような健康効果が期待できます。
・姿勢改善
・腰痛・肩こり予防
・メンタルケア
それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。
姿勢改善
特にデスクワークやパソコン作業が多い方は長時間座り続けていることで、猫背など不良姿勢を起こしやすくなります。
また、同様に立ち仕事が多い方も長時間続くことで、真っ直ぐな姿勢が保てなくなり、片側の足に比重をかけることもあるでしょう。
このように長時間の同じ姿勢は、血行不良や筋肉の緊張を引き起こしてしまうことになり、正しい姿勢を保つことが難しくなるのです。
そこで、歩行を取り入れることで全体的に固まっている筋肉を使うことができるため、姿勢改善につながります。
腰痛・肩こり予防
オフィスライフで座っている時間が多くなると、椎間板への負担が増えるため、腰痛が起こりやすくなります。
また、長時間の座位姿勢は肩にも力が入りやすくなるため、肩甲骨周りの筋肉も緊張状態が続いてしまいます。
さらに、腰痛や肩こりが癖になると姿勢の悪化はもちろん、仕事の集中力低下にもつながるため対策が必要です。
そこで、全身の体を動かすことができる歩行を取り入れることは、肩や首のこりや痛みを慢性化させない対策として効果的な運動になります。
メンタルケア
オフィスライフでの歩行不足はメンタル面にも悪影響を与えるおそれがあります。
なお、メンタル面の影響については明治安田厚生事業団体力医学研究所の調査が参考になります。
その調査では、1日12時間以上座っている人は6時間未満の人と比べて、メンタルヘルスの不調を訴える割合が約3倍多いことがわかっているのです。
そのため、1日10分からでも歩行を始めていきながら、疲労感やストレスを和らげる働きであるセロトニンの分泌を促すことが良いでしょう。
引用:日本人の座位時間は世界最長「7」時間!座りすぎが健康リスクを高める あなたは大丈夫?その対策とは・・・
快適なオフィスライフに貢献する歩行分析!
オフィスライフで健康促進に効果的な歩行ですが、注意しておくべき点があります。
その注意点とは、オフィスライフでデスクワークやパソコン作業で1日の大半を過ごす方の多くは姿勢の悪さを実感していることです。
姿勢が悪いと言うことは、すでに歩行バランスが崩れている可能性が高いことも考えられます。
歩行バランスが崩れている状態で歩行を続けてしまうと、余分なエネルギーがかかってしまいます。
また、歩行での軸足のかけ方も偏りがでるため、さらなる姿勢の悪さを助長することにもなるため注意が必要です。
そこで、快適なオフィスライフにつながる正しい歩行を実現するために役立つのが歩行分析の活用です。
歩行分析は、歩行バランスやリズムなど正しい歩行を確認しながら修正することができます。
そのため、エネルギーの効率良く歩行を続けられるため、歩行をすればするほど体の機能改善につながり、姿勢改善や腰痛予防が期待できます。
まとめ
今回は「姿勢改善・腰痛予防!歩行分析で快適なオフィスライフを」についてご説明しました。
オフィスライフにおける姿勢改善や腰痛予防、運動不足解消につなげるためにも歩行分析を用いて正しい歩行を身につけましょう。
最後に、現在の歩行を簡単に分析して改善が目指せるデバイスである「AYUMI EYE」をご紹介します。
AYUMI EYEは、正しい歩行に必要な「バランス」「リズム」「推進力」を正確に測定・評価することが可能です。
誰もが正確に歩行状態が分析できるため、正しい歩行を通じて従業員の健康管理に大変役立ちます。
ぜひ、歩行能力向上と健康促進に役立つ歩行分析を活用しながら、健康的な体作りを目指していきましょう。
(参考資料)
引用:日本人の座位時間は世界最長「7」時間!座りすぎが健康リスクを高める あなたは大丈夫?その対策とは・・・
歩行解析デバイスAYUMI EYEで歩行分析
AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。
バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。
測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。
簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。
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