PREMIUM COLUMN
2024/10/04
目次
現在、交通手段やITの著しい発展に伴い働く者にとって仕事や通勤で歩く機会が減ってきています。
この歩行数の減少は、運動不足や筋力低下を引き起こすことになります。
また、従業員の運動不足や筋力低下は、会社の生産性にも影響を及ぼす可能性があるため、対策が必要です。
そこで、今回この記事では、企業従業員の健康促進への取り組みとして効果的な歩行と正しい歩行を支える歩行分析の活用について詳しくご説明します。
ぜひ、この記事を参考にしていただき、企業の従業員の健康促進と会社の生産性向上にお役立てください。
現在、企業の働き方の取り組みの一つとして健康経営が注目されています。
健康経営とは、従業員の健康維持・促進が仕事の生産性の向上に大きく影響するという考えです。
この健康経営の背景には、企業従業員の運動不足や筋力低下があり、経済産業省が推進している方針でもあります。
そして現在、健康経営である経営的な視点で従業員の健康問題に取り組む対策として、注目されているのが歩行です。
歩行は誰もが気軽に行える運動である上、会社内で歩行を取り入れると、さまざまな効果が期待できることもわかっています。
会社で歩行を取り入れることは健康維持・促進を始め、それ以外にも次のような効果が期待できます。
・交渉のやり取りの質が高まる
・集中力や記憶力が向上する
・社内コミュニケーションの向上につながる
それぞれの効果を詳しくご説明します。
近年、歩ける環境を職場で提供するメリットを明らかにした研究が発表されています。
ある研究では、架空の仕事のオファーをテーマにして、任意で同性同士のペアを組み、屋内外で仕事の交渉具合を検証しました。
具体的にはペアの半数は室内で向かい合わせに座り、残りは屋外で歩きながら対話し、それぞれ募集対象の仕事について交渉を進めました。
その結果、屋外歩行の方が室内で行うよりも、交渉のやり取りの質が高まる結果となったのです。
また、その効果は特に女性において顕著に出ており、屋外で歩きながらの交渉を受けた者はネガティブな感情を持つことが少なかったようです。
このことはあくまで一例ではありますが、歩行での交渉にプラス効果が発生する材料として十分参考になるでしょう。
引用:職場内外に歩行ルートを増やすべき理由とは
米国の研究では、1日の大半を職場で座り続けるよりも歩行などの運動をしたほうが、パフォーマンスの向上が報告されています。
その研究では、18歳以上で4つのオフィス環境を設けて、4日間連続で環境を変えて実験が行われました。
具体的には、初日は座位、2日目からは立位・歩行・足踏み3つのいずれかのアクティブな状況をランダムに選択可能として環境を変えています。
なお、歩行ではトレッドミルでウォーキングマシンを使用して行い、各オフィス環境で神経認知機能テストを実施しています。
その研究結果、2日目以降のアクティブな環境の方が神経認知機能テストの各項目が全体的に改善していることがわかったのです。
この結果から、歩行などアクティブなオフィス環境を導入することは、仕事のパフォーマンスや認知機能の向上が期待できます。
しかし、この研究ではデータ入力や精密な描画など細かい作業スキルが必要な職場には向いていないことも示唆されています。
そのため、各オフィス環境やライフスタイルなど異なる状況に応じた歩行変化を分析していくことも求められます。
引用:仕事の効率を上げる2つの秘策 職場で今すぐできる方法は
企業が歩行などの運動を促進することは、従業員間の共通の話題作りにも貢献します。
歩行は自然なコミュニケーション環境を作りだすことになり、気軽に会話ができるため、人間関係の構築に役立ちます。
また、互いに気兼ねなく発言ができるようになると、新しいアイディアが生まれるかも知れません。
さらに、従業員同士が歩行を通じて健康面の話題が飛び交うことにより、互いに健康意識を高めていくことにもつながります。
企業の将来を左右するさまざまな効果が期待できる歩行ですが、歩行が正しく行われていることが前提です。
しかし、運動不足の方を始め、デスクワークやパソコン作業など座りっぱなしが多い方は、歩行バランスが崩れていることが考えられます。
歩行バランスが崩れていると体の使い方にも無理がでてくるため、エネルギーの効率が悪く、集中力にも影響がでてしまいます。
そこで、正しい歩行を身につけるために効果が期待できるのが歩行分析です。
歩行分析を使うことで歩行改善ができると体の機能改善や集中力アップ、さらには会社の生産性向上にもつながります。
今回は「知らなきゃ損!歩行分析で変わる会社の未来」についてご説明しました。会社の未来を左右する従業員の健康促進や生産性向上のためには、正しい歩行を身につけることが重要になります。
そこで最後に、企業の従業員の健康な歩行を守るために活用できる「AYUMI EYE」をご紹介します。
AYUMI EYEは、正しい歩行に必要な「バランス」「リズム」「推進力」を正確に測定・評価することができるデバイスです。
簡単かつ正確に歩行状態が分析できるため、正しい歩行を通じて企業全体の生産性向上にも大変役立ちます。
ぜひ、歩行能力向上と仕事のパフォーマンス向上に役立つ歩行分析を活用しながら、会社の明るい未来を拓いていきましょう。
(参考資料)
AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。
バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。
測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。
簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
03-5447-5470 受付時間:平日 9:00~18:00
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2024/10/04
知らなきゃ損!歩行分析で変わる会社の未来
目次
現在、交通手段やITの著しい発展に伴い働く者にとって仕事や通勤で歩く機会が減ってきています。
この歩行数の減少は、運動不足や筋力低下を引き起こすことになります。
また、従業員の運動不足や筋力低下は、会社の生産性にも影響を及ぼす可能性があるため、対策が必要です。
そこで、今回この記事では、企業従業員の健康促進への取り組みとして効果的な歩行と正しい歩行を支える歩行分析の活用について詳しくご説明します。
ぜひ、この記事を参考にしていただき、企業の従業員の健康促進と会社の生産性向上にお役立てください。
目次
注目される健康経営と「歩行」の関係性
現在、企業の働き方の取り組みの一つとして健康経営が注目されています。
健康経営とは、従業員の健康維持・促進が仕事の生産性の向上に大きく影響するという考えです。
この健康経営の背景には、企業従業員の運動不足や筋力低下があり、経済産業省が推進している方針でもあります。
そして現在、健康経営である経営的な視点で従業員の健康問題に取り組む対策として、注目されているのが歩行です。
歩行は誰もが気軽に行える運動である上、会社内で歩行を取り入れると、さまざまな効果が期待できることもわかっています。
会社で歩行を取り入れるメリット
会社で歩行を取り入れることは健康維持・促進を始め、それ以外にも次のような効果が期待できます。
・交渉のやり取りの質が高まる
・集中力や記憶力が向上する
・社内コミュニケーションの向上につながる
それぞれの効果を詳しくご説明します。
交渉のやり取りの質が高まる
近年、歩ける環境を職場で提供するメリットを明らかにした研究が発表されています。
ある研究では、架空の仕事のオファーをテーマにして、任意で同性同士のペアを組み、屋内外で仕事の交渉具合を検証しました。
具体的にはペアの半数は室内で向かい合わせに座り、残りは屋外で歩きながら対話し、それぞれ募集対象の仕事について交渉を進めました。
その結果、屋外歩行の方が室内で行うよりも、交渉のやり取りの質が高まる結果となったのです。
また、その効果は特に女性において顕著に出ており、屋外で歩きながらの交渉を受けた者はネガティブな感情を持つことが少なかったようです。
このことはあくまで一例ではありますが、歩行での交渉にプラス効果が発生する材料として十分参考になるでしょう。
引用:職場内外に歩行ルートを増やすべき理由とは
集中力や記憶力が向上する
米国の研究では、1日の大半を職場で座り続けるよりも歩行などの運動をしたほうが、パフォーマンスの向上が報告されています。
その研究では、18歳以上で4つのオフィス環境を設けて、4日間連続で環境を変えて実験が行われました。
具体的には、初日は座位、2日目からは立位・歩行・足踏み3つのいずれかのアクティブな状況をランダムに選択可能として環境を変えています。
なお、歩行ではトレッドミルでウォーキングマシンを使用して行い、各オフィス環境で神経認知機能テストを実施しています。
その研究結果、2日目以降のアクティブな環境の方が神経認知機能テストの各項目が全体的に改善していることがわかったのです。
この結果から、歩行などアクティブなオフィス環境を導入することは、仕事のパフォーマンスや認知機能の向上が期待できます。
しかし、この研究ではデータ入力や精密な描画など細かい作業スキルが必要な職場には向いていないことも示唆されています。
そのため、各オフィス環境やライフスタイルなど異なる状況に応じた歩行変化を分析していくことも求められます。
引用:仕事の効率を上げる2つの秘策 職場で今すぐできる方法は
社内コミュニケーションの向上につながる
企業が歩行などの運動を促進することは、従業員間の共通の話題作りにも貢献します。
歩行は自然なコミュニケーション環境を作りだすことになり、気軽に会話ができるため、人間関係の構築に役立ちます。
また、互いに気兼ねなく発言ができるようになると、新しいアイディアが生まれるかも知れません。
さらに、従業員同士が歩行を通じて健康面の話題が飛び交うことにより、互いに健康意識を高めていくことにもつながります。
会社の生産性アップに貢献する歩行分析!
企業の将来を左右するさまざまな効果が期待できる歩行ですが、歩行が正しく行われていることが前提です。
しかし、運動不足の方を始め、デスクワークやパソコン作業など座りっぱなしが多い方は、歩行バランスが崩れていることが考えられます。
歩行バランスが崩れていると体の使い方にも無理がでてくるため、エネルギーの効率が悪く、集中力にも影響がでてしまいます。
そこで、正しい歩行を身につけるために効果が期待できるのが歩行分析です。
歩行分析を使うことで歩行改善ができると体の機能改善や集中力アップ、さらには会社の生産性向上にもつながります。
まとめ
今回は「知らなきゃ損!歩行分析で変わる会社の未来」についてご説明しました。会社の未来を左右する従業員の健康促進や生産性向上のためには、正しい歩行を身につけることが重要になります。
そこで最後に、企業の従業員の健康な歩行を守るために活用できる「AYUMI EYE」をご紹介します。
AYUMI EYEは、正しい歩行に必要な「バランス」「リズム」「推進力」を正確に測定・評価することができるデバイスです。
簡単かつ正確に歩行状態が分析できるため、正しい歩行を通じて企業全体の生産性向上にも大変役立ちます。
ぜひ、歩行能力向上と仕事のパフォーマンス向上に役立つ歩行分析を活用しながら、会社の明るい未来を拓いていきましょう。
(参考資料)
引用:職場内外に歩行ルートを増やすべき理由とは
引用:仕事の効率を上げる2つの秘策 職場で今すぐできる方法は
歩行解析デバイスAYUMI EYEで歩行分析
AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。
バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。
測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。
簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。
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