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『介護レク広場』を運営するBCC株式会社が監修する、下肢の運動を目的としたタップダンスやボールを使ったレクリエーションプログラムを提供いたします。レクリエーションを『楽しむ』ことが、運動意欲の向上につながり、自然とご利用者の運動習慣につながることをサポートいたします。
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AYUMI EYEは、業種・業界を問わず、
これまで多くの企業・公共機関
(特殊法人や行政、学校等)に導入いただきました。
ここでは、お客様の声の一部をご紹介します。
2026/07/08
AYUMI EYE推奨文 早稲田大学スポーツ科学学術院 岡 浩一朗教授
目次
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はじめに-歩容評価の重要性-
歩行は、人間にとって最も基本的かつ重要な身体活動であり、健康の維持・増進において中心的な役割を担っている。これまで歩行は主として歩数や活動量といった指標により評価され、「どのくらい歩くか」という量的側面が強調されてきた。その中でも、歩数計や加速度計は、身体活動量を客観的に把握する手段として疫学研究に広く用いられ、生活習慣病やフレイル、死亡リスクとの関連を明らかにする上で重要なエビデンスを提供してきた。特に、加速度計は活動の強度や頻度、持続時間といった時間的パターンを連続的に記録できる点で優れており、健康福祉政策や介入研究の基盤を支えている。
しかしながら、歩行の評価は必ずしも量的側面のみによって十分に捉えられるものではない。歩行には個人差が大きく、「どのように歩くか」という質的側面、すなわち歩容が重要な意味を持つ。加齢や生活習慣の影響により身体機能が変化すると、その影響は歩容に顕著に現れる。とりわけ下肢筋機能の低下は歩行の安定性や効率性の低下を招き、転倒リスクの増大や移動能力の制限と密接に関連することが知られている。歩行能力は一般に速度、耐久性、安定性といった観点から評価されるが、その基盤には推進力、バランス、リズムといった複合的要素が関与している。
従来、こうした歩容を詳細に評価するためには、三次元動作解析装置や床反力計などの大規模な設備が必要であった。これらは高精度な測定を可能にする一方で、測定環境やコスト面での制約が大きく、一般への普及には限界があった。そうした課題を克服する新たなアプローチとして注目されているのが、『AYUMI EYE』である。本システムは、加速度センサーとアプリケーションを組み合わせることで、歩行時の動的データを取得・解析し、「推進力」「バランス」「リズム」といった観点から歩行の質を可視化することが可能である。簡便かつ実用的に歩容を評価できる点において、その意義は極めて大きい。
発育発達の視点からみた歩容の重要性
足部は身体を支持する基盤であり、その機能は歩容の形成に直接的な影響を及ぼす。歩行においては、踵接地から前足部での蹴り出しに至る一連の足底のローリング動作が、効率的な重心移動と衝撃吸収に寄与する。このような機能的な動きは、適切な足部構造と筋機能によって支えられているが、履物の形態や使用習慣によっては阻害される可能性がある。特に踵部の固定が不十分な履物は、無意識のうちに不自然な歩行様式を誘発し、長期的には歩容の変容につながりうる。
さらに、足底は単なる支持構造ではなく、高度な感覚受容器としての役割も担っている。足底からの感覚入力は中枢神経系と密接に連携し、姿勢制御や運動調節に関与する。そのため、幼少期から学童期にかけての足部機能や歩容の発達は、運動能力のみならず神経系の発達にも影響を及ぼす可能性がある。適切な履物の選択や歩行習慣の形成は、発育発達の観点からも重要な課題である。
このような背景を踏まえると、幼少期から歩容を客観的に評価する意義は大きい。従来は専門的な設備を要した歩容評価が、AYUMI EYEのような簡便なツールによって日常的に実施可能となることで、発育段階に応じた適切な介入や指導が現実的なものとなる。これは教育現場や家庭における新たな健康支援の可能性を切り開くものといえる。
生活習慣病予防・介護予防と歩容の関連
現代社会では、あらゆる生活場面において長時間の座位行動が不可避となっている。デスクワークや講義、情報機器の利用などにより、日常生活の多くの時間が座位で占められている。このような生活様式は、血流や糖代謝への影響にとどまらず、筋・筋膜系にも持続的な負荷を与えることが指摘されている。特に股関節周囲や体幹部の可動性低下は、立ち上がり動作や歩行開始時の運動パターンに影響を及ぼし、結果として歩容の変化につながる可能性がある。
さらに近年では、こうした機能低下の蓄積が、将来的な身体機能の低下やフレイル、さらには要介護状態への移行リスクと関連する可能性が示唆されている。すなわち、日常生活の中で生じるわずかな歩行の質の変化は、介護予防の観点からも見過ごすことのできない重要なサインであると考えられる。
しかしながら、これらの変化は緩徐に進行するため、一般の人々が自覚することは容易ではない。これまで歩容の変化を客観的に把握する手段が限られていたことも、その一因であった。AYUMI EYEは、日常環境において歩行の質を可視化することを可能にし、自身の身体の状態を客観的に認識する機会を提供する。これにより、「座りすぎ」といった生活習慣に対する気づきのみならず、将来的な身体機能低下への早期対応を促し、行動変容への動機づけを高めることが期待される。ひいては、健康寿命の延伸や介護予防の推進にも資するツールとして、その社会的意義は大きい。
おわりに-歩容評価の将来展望-
これまで健康づくりや介護予防・フレイル対策の分野では、歩数に代表される量的指標が中心的役割を果たしてきたが、今後は歩容という質的側面の評価がより一層重要になると考えられる。特に、リハビリテーションや介護予防の領域では、歩容の改善を目的とした評価および介入の重要性が広く認識されている。歩行の質は、身体機能のみならず生活の質(QOL)や自立度とも密接に関連するため、その評価の高度化は極めて重要である。
AYUMI EYEは、こうした研究領域にとどまらず、児童の発育発達支援、企業における健康経営、さらには個人のセルフコンディショニングなど、多様な分野への応用が期待される。日常生活における姿勢や動作の癖、生活習慣が歩容に与える影響を可視化することで、健康意識の向上と持続的な行動変容を促す可能性を有している。
以上の点から、AYUMI EYEは歩行の質を簡便に評価しうる革新的なツールとして高く評価できる。その社会的意義は大きく、今後のさらなる普及と発展により、個人および社会全体のウェルビーイングの充実に大きく寄与することが期待される。
推薦者プロフィール
<略歴>
【氏名】
岡 浩一朗(オカ コウイチロウ)
【現職】
早稲田大学スポーツ科学学術院 教授
早稲田大学総合研究機構 身体活動・座位行動科学研究所 所長
【研究歴・職歴】
1999年3月:早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)取得
1999年4月~:早稲田大学人間科学部 助手
2001年4月~:日本学術振興会特別研究員(PD)
2004年4月~:東京都老人総合研究所(現東京都健康長寿医療センター研究所)介護予防緊急対策室 主任
2006年4月~:早稲田大学スポーツ科学学術院 准教授
2012年4月~:早稲田大学スポーツ科学学術院 教授(現在に至る)
【研究テーマ】
子どもから高齢者までを対象にした生活習慣改善支援、特に身体活動・運動の習慣化および座りすぎ対策に関する研究に従事
【社会活動】
・日本運動疫学会 理事長
・日本体力医学会 理事
・日本健康教育学会 理事
・日本介護予防・健康づくり学会 理事 等
【著書・訳書】
・「座りすぎ」が寿命を縮める 大修館書店
・長生きしたければ座りすぎをやめなさい ダイヤモンド社
・行動科学を活かした身体活動・運動支援 大修館書店 等