PREMIUM COLUMN
2022/01/28
目次
人間の筋肉は全部で600個以上あり、そのうち歩行に必要な筋肉は約200個です。つまり、人は歩くために全身の約3分の1の筋肉を使っていることになります。その中でも、歩くために特に重要となる筋肉について、分かりやすくご紹介します。
歩行は全身の運動であり、四肢や体幹の筋肉を上手く調節して、バランスをとりながら前進しています。その中でも、体重を支えて前に進むための土台であり、歩行で特に重要な下肢の筋肉を6個ご紹介します。
お尻の後側に付いている、お尻の筋肉の中で最も大きな筋肉です。足を後ろに上げるための筋肉であり、歩行中に体重を移動させる役割があります。
お尻の横側に付いている、足を外に広げるための筋肉です。歩行中に骨盤を安定させる役割があり、この筋肉が弱いと片足で立つことが難しく、左右のバランスが悪くなります。
太ももの前側に付いている、膝を伸ばすための筋肉です。 歩行中に股関節や膝関節を安定させる役割があり、この筋肉が弱いと膝折れ(立っていると膝がカクッと曲がる状態)が起こってしまいます。
太ももの後側に付いている、膝を曲げるための筋肉です。 歩行中、③の大腿四頭筋と同時にタイミング良く働くことで、股関節や膝関節の安定性を保っています。
膝裏から踵まで、ふくらはぎの部分に付いている筋肉です。 つま先立ちをする時に働く筋肉であり、アキレス腱はこの筋肉の一部です。 歩行中には主に、足を蹴り出して前進させる役割があります。
膝,という部分を,脛(すね)の骨の上部、つま先を上にあげるための筋肉です。 歩行中に足関節をコントロールする役割があり、この筋肉が弱いと、つま先が地面に引っかかって躓きやすくなってしまいます。
歩行で特に重要となる下肢の筋肉6個についてご紹介しました。 これらの筋肉が、何らかの障害によって部分的に弱くなったり、左右の筋肉の力にアンバランスが生じると、歩行が安定せず、転倒しやすくなってしまいます。 歩行訓練では、今回ご紹介した筋肉に着目し、トレーニングを行うことをお勧めします。
AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。
バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。
測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。
簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
03-5447-5470 受付時間:平日 9:00~18:00
会員登録でさらに詳しい歩行分析ノウハウが手に入る
インタビュー
2024/06/19
【AYUMI EYEインタビュー】かもい名倉堂リハビリセンター 飯田さまにインタビューを行いました!!
【AYUMI EYEインタビュー】新横浜整形外科リウマチ科 石黒先生にインタビューを行いました!!
2023/02/28
【AYUMI EYEインタビュー】こうのす共生病院 中里科長・片桐統括部長にインタビューを行いました!!
お役立ち情報
2025/06/17
歩く瞑想「マインドフル・ウォーキング」で心と体を整える
2025/06/03
歩行速度が落ちたら要注意!ロコモ予防の簡単トレーニング法
2025/05/30
歩行データが語る“転ばない身体”のつくり方とは?
その他コラム
2024/07/25
企業の健康経営施策!従業員の健康と生産性向上の両立を目指す!
トレーニング
2025/05/27
データで示す、歩行改善がもたらす医療費・労災コスト削減効果
一般向けコラム
2023/04/28
正しい姿勢歩行で蠕動運動を促進!!
2023/03/03
水中歩行のメリット・デメリット
介護系コラム
2024/07/05
歩行音を分析!バタバタ歩きの原因や歩行音を軽減する方法!
2024/05/24
歩行のパフォーマンス評価を効果的に活用する方法
2024/02/16
朝と夜のウォーキングで自律神経を整える!効果的な時間帯や方法も紹介!
医療系コラム
2024/08/09
歩行障害が起こるサルコペニアとは?有効なリハビリ方法もご紹介!
2024/07/26
歩行の非対称性解析!加齢に伴う有効な評価とは?
2024/07/19
ストライド分析の有効性!高齢者の転倒予防介入への期待
歩行分析
疾患
筋肉・関節
算定報酬
2024/01/15
保護中: 機能性ソックスAYUMIASSITの転倒予防効果の検証結果
業種・業界問わずに導入されています
数名から100名超まで様々な施設でご利用頂いております。
実際にAYUMI EYEを現場で導入いただいた、かもい名倉堂リハビリセンター 飯田さまにAYUMI EYEを知っていただいたきっかけや、使用感、現場スタッフさまの感想など、 インタビューを行いました。 Q1.施設の特徴を […]
実際にAYUMI EYEを現場で導入いただいた、新横浜整形外科リウマチ科 理学療法士の石黒竜平先生にAYUMI EYEを知っていただいたきっかけや、使用感、現場スタッフさまの感想など、 インタビューを行いました。 Q1. […]
実際にAYUMI EYE medicalを現場で導入いただいた、こうのす共生病院 科長の中里先生、および、リハビリテーション統括部長の片桐先生に、AYUMI EYEを知っていただいたきっかけや、使用感、現場スタッフさまの […]
【AYUMI EYEインタビュー】苑田会人工関節センター病院 田中友也さまにインタビューを行いました!!
実際にAYUMI EYE medicalを現場で導入いただいた、苑田会人工関節センター病院 理学療法士の田中友也さまに、AYUMI EYEを知っていただいたきっかけや、使用感、現場スタッフさまの感想など、 インタビューを […]
【AYUMI EYEインタビュー】フィッツリハ一之江 山田センター長にインタビューを行いました!!
実際にAYUMI EYEを現場で導入いただいた、フィッツリハ一之江のセンター長 山田様に、 AYUMI EYEを知っていただいたきっかけや、使用感、現場スタッフさまの感想など、 インタビューを行いました。 まず「フィッツ […]
【AYUMI EYEインタビュー】宝塚リハビリテーション病院 中谷先生にインタビューを行いました!!
2022年6月16日 実際にAYUMI EYEを現場で導入いただいた、宝塚リハビリテーション病院の中谷先生に、AYUMI EYEを知っていただいたきっかけや、使用感、現場スタッフさまの感想など、インタビューを行いました。 […]
宮崎県日南市の介護予防事業におけるAYUMI EYE導入事例
この度は、宮崎県日南市の介護予防事業におけるAYUMI EYEの導入事例をご紹介します。 1) 日南市の介護予防事業 ①事業内容についてお教えください。 ・一般介護予防事業「元気で長寿!!キープアップ教室」 元気で長寿! […]
【AYUMI Topics 小泉圭介インタビュー第5回】エクササイズに必須!プロアスリートも使用する理学療法士のおすすめアイテム
歩行機能を分析し、点数化するAYUMI EYE。質の高い歩行をしてAYUMI EYEの点数を高くするためにはどうしたら良いのでしょうか。AYUMI Topicsは、様々な専門家に歩行について伺いながら、良い歩行に役立つ情 […]
【AYUMI Topics 小泉圭介インタビュー第4回】プロアスリートもやっている簡単エクササイズをご紹介
【AYUMI Topics小泉圭介インタビュー第3回】「100点を狙うな」オリンピック選手を指導した理学療法士が伝授する、相手に伝わる指導方法
資料請求・トライアルの申し込みはこちら
まずはサービスの詳細を確認したい方
実際の操作を試してみたい方へ
楽しく続けられるレクリエーションで結果を見える化!
2022/01/28
歩行に必要な筋肉を分かりやすくご紹介
目次
人間の筋肉は全部で600個以上あり、そのうち歩行に必要な筋肉は約200個です。つまり、人は歩くために全身の約3分の1の筋肉を使っていることになります。その中でも、歩くために特に重要となる筋肉について、分かりやすくご紹介します。
目次
歩行で特に重要な筋肉について
歩行は全身の運動であり、四肢や体幹の筋肉を上手く調節して、バランスをとりながら前進しています。その中でも、体重を支えて前に進むための土台であり、歩行で特に重要な下肢の筋肉を6個ご紹介します。
① 大殿筋(だいでんきん)
お尻の後側に付いている、お尻の筋肉の中で最も大きな筋肉です。足を後ろに上げるための筋肉であり、歩行中に体重を移動させる役割があります。
② 中殿筋(ちゅうでんきん)
お尻の横側に付いている、足を外に広げるための筋肉です。歩行中に骨盤を安定させる役割があり、この筋肉が弱いと片足で立つことが難しく、左右のバランスが悪くなります。
③ 大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
太ももの前側に付いている、膝を伸ばすための筋肉です。 歩行中に股関節や膝関節を安定させる役割があり、この筋肉が弱いと膝折れ(立っていると膝がカクッと曲がる状態)が起こってしまいます。
④ ハムストリングス
太ももの後側に付いている、膝を曲げるための筋肉です。 歩行中、③の大腿四頭筋と同時にタイミング良く働くことで、股関節や膝関節の安定性を保っています。
⑤ 下腿三頭筋(かたいさんとうきん)
膝裏から踵まで、ふくらはぎの部分に付いている筋肉です。 つま先立ちをする時に働く筋肉であり、アキレス腱はこの筋肉の一部です。 歩行中には主に、足を蹴り出して前進させる役割があります。
⑥ 前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
膝,という部分を,脛(すね)の骨の上部、つま先を上にあげるための筋肉です。 歩行中に足関節をコントロールする役割があり、この筋肉が弱いと、つま先が地面に引っかかって躓きやすくなってしまいます。
まとめ
歩行で特に重要となる下肢の筋肉6個についてご紹介しました。 これらの筋肉が、何らかの障害によって部分的に弱くなったり、左右の筋肉の力にアンバランスが生じると、歩行が安定せず、転倒しやすくなってしまいます。 歩行訓練では、今回ご紹介した筋肉に着目し、トレーニングを行うことをお勧めします。
歩行解析デバイスAYUMI EYEで歩行分析
AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。
バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。
測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。
簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
03-5447-5470 受付時間:平日 9:00~18:00
お問い合わせ
03-5447-5470 受付時間:平日 9:00~18:00