【導入事例】むさしの接骨院、AYUMI EYEで客観的な評価に基づいた提案をしている

むさしの接骨院 様

京王線武蔵野台駅北口から徒歩1分という好立地にある、むさしの接骨院。ご夫婦はともに柔道整復師の免許を取得されており、整形外科・整骨院・接骨院などをご経験された後、むさしの整骨院を開業。急性・慢性的な身体の痛み、スポーツパフォーマンスの向上など幅広い悩みを動作分析の視点から施術されている。

<Interviewee>

院長 三上 明洋 様

『靴と歩行から診る動作分析』を行っているむさしの接骨院。今回は、幅広い層の患者さんを診察されているむさしの整骨院の院長である三上明洋様に、AYUMI EYEを導入された背景や、導入後の実際の反応や効果などをお伺いしました。

来院される患者さんの特徴

ー 普段、接骨院で診られている患者さんはどういった症状の方が多いですか。

三上氏:本院は接骨院です。来院される患者さんは、急性の痛みをお持ちの方ばかりではありません。慢性の痛みをお持ちで、すでに歩きにくくなってから時間が経っている方、あるいは手術したばかりの方など多岐に渡ります。他の接骨院や病院に通ったけれど、症状が改善しなかったという方が3分の1で、急に痛みが出て来院される方が3分の2程度いらっしゃいます。

慢性的な症状に対して保険で対応するだけではなく、私もしっかり介入できればという思いで自費治療コースも作っています。

慢性的な症状を診る場合に、理学療法士がやっている勉強会などに参加して、動作分析などを勉強したのですが、客観的な指標がほしかったので、今回AYUMI EYE導入を検討することにしました。

患者さんの年齢層について

ー 患者さんの年齢層を教えてください

三上氏:年配の方の割合が2割程度です。接骨院としては若い方が多く来院されています。狙ったわけではないのですが結果的にそうなっています。

昔は年配の方が多かったのですが、最近、デイサービスなどでマッサージが受けられるので、そういった施設に行くケースが増えたのだと思います。今はどこの接骨院も年配の方は少ない印象です。

当院は初めから年配の方は少なかったですが、自費治療での診療を始めてから、より若い患者さんが増えました。もちろん急に痛くなって受診されに来る年配の方もいらっしゃいます。 

AYUMI EYE導入の効果

ー AYUMI EYEを導入されてからの反応や効果は如何でしょうか。

三上氏:その点に関して、まず是非見ていただきたいものがあります。

この方(以下の写真データ参照)は、最近初めて来院された50代の女性です。右足に強い痛みがある状態でした。右半身が前方回旋(前方向に回転していること)のような状態かなと思い、患者さんに足の状態を説明した上で施術を行いました。患者さん自身でも体操していただくようアドバイスをしたところ、そこからだんだんと痛みがとれてきまして、1ヶ月後の2回目の受診時では、AYUMI EYEの解析データに明らかな違いが出てきました。

トレンド評価(主に推進力・バランス・リズムの3軸を指標にした歩行の評価)における各パラメータが軒並み改善したことに加え、バランスマップ(歩行中の力のかかり方の癖を表したマップ)と接地時間(歩行の際に左右の各ステップにかかる時間)における左右差が改善されたことがわかりました。

ー これは素晴らしいですね。一目で違いが分かりますね。

治療前(写真右側)と比べると治療後(写真左側)では、解析データ上部に表示されているトレンド評価において推進力・バランス・リズムの3つの指標がすべて向上し、中央に表示されている詳細評価では左右差が軽減していることが分かる。

三上氏:歩行分析の結果自体は、あまり変わらない人もいらっしゃいます。そういった場合は、「もうちょっとこうしていこう」など別のアプローチを試したりすることで、診療指針の決定に役立てています。動き自体は変わらないけれども、その時の痛みが軽減されていることが確認できることもあります。

ー 同じパフォーマンスを痛みなく出せるようになってきたというのは、いい評価になりそうですね。

三上氏:患者さんの変化が数字やグラフなどで明確にわかるので、私も自信をもってお話ができるようになりました。

動画を撮って患者さんに客観的な変化を理解してもらおうとトライしたこともあったのですが、「わからない」と言われるケースも多く、共通認識を持つことの難しさを感じていました。

ー 動画を活用した情報共有も意外と難しいというお声はよく聞きます。AYUMI EYEを上手く利用されていて大変嬉しく思います。

AYUMI EYE導入について

ー ホームページからお問合わせいただいてから導入に至るまででご不便な点などございましたか?

三上氏:導入は、すごくスムーズに特に問題もなく進められました。

導入前に一定期間、デバイス本体をお貸していただいて、データをとって自分でもいろいろ試してみました。このような歩き方をした時にこのような結果が出るのだということを実際に体験できて良かったです。普段の診療時にAYUMI EYE評価をどう組み込めば良いのかがいただいた資料に書いてあり助かりました。そこの部分で時間かかると導入のネックになるためです。使い方もパッと装着して歩くだけで済むので簡単でした。

ー ありがとうございます。

三上氏:私は、こういった機器の導入を検討する際に、「リピート率が上がります」「集客よくなりますよ」とホームページ等で謳っているものは、正直好きではありません。逆にAYUMI EYEはそういう風に打ち出していなかったので、私は受け入れやすかったです。しっかりと評価することを目的としてされているのだろうなと思いました。それがすごく良かったです。

ー ありがとうございます。そう言っていただけると本当にありがたいです。

AYUMI EYEの実際の利用について

ー 普段、診療の流れの中で、計測する流れはどのようなタイミングでされていますか?

三上氏:最初のヒアリングの流れの中で、パッと計測しています。その後、触診等にすすみます。同日内の治療前後でデータを取ったことはまだありません。

保険施術の場合は、別料金という形で、一か月間のお試しでオススメしています。こういう機械(AYUMI EYE)があるので、必要であればお声掛けてくださいという感じで提案しています。この取り組みを始めてまだそこまで経っていませんが、これまでに10人くらい興味ある方がいて、その方達は受診された時に計測しました。

自費治療の場合は、初診の段階でヒアリングを十分に行い、症状やその原因の評価にきっちり時間を使うことにしています。もちろん場合によっては治療も行いますが、視診による歩行分析と合わせて、AYUMI EYEでデータを取得したうえで、触診・施術を行いながら原因などを考察することを中心としています。そして、最後にAYUMI EYEで出た評価を患者さんと一緒に確認しながら、症状の原因を解説したり、次回診療からのアプローチを説明したりすることにしています。

保険施術の場合は、正直なところ診療時間を長くとるのが難しいので、急性で局所的な痛みがある患者さんについては、歩行分析を行っても、部分的にフォーカスすることだけの方が多いです。

ですので、徐々に痛みが回復した段階で、もともとの歩行動作の制限を確認し、AYUMI EYEを用いて丁寧に歩行分析を行なっています。分析で出た評価を見ながら、必要に応じて通院等を促したりしています。

ー きっちりされていますね。素晴らしいです。

AYUMI EYEを実際に体験された方の感想

 実際に受けられた方の反応は如何でしょうか

三上氏:一言でいうと、わかりやすいです。今まで私が「ああでもない、こうでもない」と言葉で説明していた部分が数字やグラフで視覚化されることで、ようやく患者さんに伝わっているな、ということを実感することができました。

 お話を伺っていると、以前からちゃんとご説明をされて、患者さんに納得をしていただいたうえで、診療をすすめることを重要視されていることが伝わってきます。そこにAYUMI EYEが役立っていることが、非常に光栄です。

先生の視診や触診等による評価と、AYUMI EYEの結果がマッチしていたり、あるいは逆にズレている部分があったり、その両面があるということが、診療治療方針の策定に良い影響を与えているように感じます。

AYUMI EYEに期待する機能やサービス 

 今、デモ期間を含めると数か月使ってくださっている状況ですが、今後期待する機能やサービスなどありますか?

三上氏:考えていたのですが、今のところありません。しいて言えば、メモ欄です。普段私はメモ欄のように帳票の空きスペースに患者さんの特徴を書いています。カルテにも書いているのですが、「こういう動きだからこう」という感じで、帳票にも書いています。

分析時に一緒に入力が出来て印刷するよりも、手書きでささっと書いた方が早いからです。

 なるほど。メモ欄の提案はたまにあります。今後検討させていただきます。

AYUMI EYEをご検討頂いている方へ

 AYUMI EYEをご検討頂いている方へ、ぜひ一言お願いします。

三上氏:歩行を改善する目的でインソールや靴を扱っている先生は、まず一度試してみてほしいです。

AYUMI EYEは、診療にとても役立ちます。例えば、他のスタッフと連携する場合などでも、解析データを見るだけで患者さんの評価がわかりますし、対応もスムーズになります。

 とても励みになるメッセージをありがとうございます。具体的なご提案までいただけてご検討いただいている各社さんにもご参考になる内容となったかと思います。本日は貴重なお話をどうもありがとうございました!

ご協力:むさしの接骨院

歩行解析デバイスAYUMI EYEで歩行分析

AYUMI EYEはご利用者様の腰に専用ベルトを用いて装着し、10m歩くだけで評価を行うことが可能です。

バランスや歩行速度などがその場でiPad専用アプリにて解析され、結果が点数・マップ化してすぐに見ることができます。

測定者の評価の効率が上がるとともに、ご利用者様にもその場で結果を共有できるため、歩行の改善や歩行補助具の選定があっているのか、互いに確認することができます。

簡便な操作で分かりやすい結果をフィードバックできるAYUMI EYEを使用し、歩行分析を行ってみてはいかがでしょうか。

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